『やくざの女』——借金と情念に追い詰められた女が、人生をひっくり返す夜

「男運がない」――それだけで片づけられる不幸が、世の中にはある。けれど『やくざの女』の美沙は、ただツイていないだけじゃない。揉め事、借金、連帯保証、そして“組長の女になれ”という脅し。逃げ道を塞がれた人間が、どこで踏みとどまり、どこで賭けに出るのか。その極限の選択を、情念と暴力の匂いがする距離感で描き切った一本だ。再生した瞬間から、空気が重いのに目が離せない。 (abema.tv)

物語は12月でも渋谷でもない。もっと身近で、もっと生々しい。男運のない女・美沙(吉沢明歩)は、スナックでの揉め事をきっかけに、ヤクザの竜二(石川ゆうや)に助けられる。ヤクザを毛嫌いしているのに、竜二の人柄に少しずつ惹かれてしまう――この“嫌いなはずなのに”が、恋じゃなく生存本能として刺さる。そして追い打ちが来る。元カレ・明の借金の連帯保証人にされ、美沙はヤクザから「借金の肩代わりに組長の女になれ」と迫られる。ここから先は、恋愛の甘さじゃなく、人生の詰み方がリアルだ。 (abema.tv)

ABEMAプレミアム
AD

面白いのは、彼女が泣いて助けを待つだけで終わらないところ。追いつめられた美沙は、竜二、ヤクザ、元カレを巻き込む“人生再起を賭けた計画”を思いつく。つまりこの作品は「極道に堕ちる話」ではなく、「極道の理不尽を利用してでも立ち上がる話」でもある。情念の熱さと、冷めた計算が同じフレームに同居する瞬間が怖い。誰かに守られるヒロインではなく、守られることの代償まで理解した上で動くヒロインを観たい人ほど、刺さる。 (abema.tv)

再生するなら、テンポを切らさず一気見が正解。本編は約1時間24分で、短尺のようで中身が濃い。 (abema.tv) さらにABEMAでは続編(『やくざの女2〜』)も並んでいるので、1作目で空気にハマったら、そのまま“沼”に落ちやすい導線になっている。 (abema.tv) つまり「まず1本だけ試す→続けて追う」がやりやすい。

導線はシンプル。ABEMAで作品ページを開き、「本編」を再生するだけ。表示が無料かプレミアムか、視聴期限があるかはページ上で確認できるので、観たいときに逃さないのが勝ちだ。 (abema.tv) “情念と暴力にまみれた大人の愛”を、艶っぽさだけでなく、追い詰められた人間の手触りとして観たいなら、この一本は外さない。 (abema.tv)

愛を分かち合いましょう